タイムサーバーとは
正確な時刻管理を実現するための標準時刻配信装置のことを意味しております。 以下の分野における正確な時刻管理のための時刻配信源としてご利用いただけます。
船舶、離島、遠隔地、観測装置、監視カメラ、時刻サイバー攻撃防止、本社と遠隔支社との時刻同期、官公庁、大学、高専、金融関係、通信関係、病院、電子カルテ、放送業、運輸業、製造業オンライントレード、電子入札、ビジネス文書、社内ローカルネットワーク、ワークステーション、パーソナルコンピュータなど
NTPとは
ネットワークを経由して時刻同期を行うソフトウェアシステムです。ネットワークで取得した時刻は寝てとワークの遅延により時刻のずれが生じます。 そのため、NTPではサーバ・クライアント間の通信において、
NTPメッセージをの送信時刻、受信時刻を、記憶してネットワークでの時刻同期を図っています。
NTPでは、階層構造を用いて時刻源の構成を表現します。 階層構造の各層をstratumと呼び、stratumは0を最上位として15まで階層があります。
原子時計、GPS等の非常に正確な時刻源を「reference clock」と呼び、 階層構造の最上位であるstratum 0としています。 このstratum
0に接続されたNTPサーバをstratum 1、 さらにstratum 1を参照するNTPサーバをstratum 2と、 reference
clockから経由するNTPサーバの数が増加するにつれて、 stratumの数字が増えていきます。
弊社のGPSタイムサーバー開発は平成20年のルビジューム原子時計の完成からでございます。ルビジウム原子時計時計の精度はセシウム原子時計につぎ非常に高く100年間の累積誤差は、わずか1.6秒にすぎません。しかし、完成したルビジウム原子時計をGPSが提供する世界標準時に同期させる必要がありました。
このことからいっそGPSの時刻そのものを利用したタイムサーバーを作ろうということになり出来上がったのがHTS1500 国内最初のGPSタイムサーバーです、
その後改良とコストダウンをはかった機種がHTS1600、HTS1700NTPとなりました。
現在、コロナウイルスの感染防止の一環として働き方改革にテレワークを採用される企業が増加していることはご承知のとおりでございます。
テレワークを実施するにあたり接続先のサーバーとの間に時間のズレは許されません。
そこで、必要となるのが正確な時刻同期を実現するタイムサーバーです。
高精度のGPSタイムサーバー「HTSシリーズ」を是非導入されることをお勧めいたします。
貴方のPCまたはサーバーの時刻が最高精度のSTRATUM1(1mS Max)に同期します。